978-4-909348-50-0

虎ノ門交友録  (978-4-909348-50-0)

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¥1,800
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¥1,800
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著者:阿部 充夫
仕様:A5判並製328頁
ISBN:978-4-909348-50-0
発行日:2023/2/1
「誠者天之道也、誠之者人之道也」を歩んだ90年
私の九十歳ともなった経歴の大部分は、文部省に勤めた虎ノ門時代であり、文部行政の中でも大学行政関係が中心となるので、自分史を書けば、当然、その背景として、大学問題というテーマ音楽が流れる。しかし、私には「新制大学史」などを書く気持ちはない。これは学者さんたちのなされることである。そこで私は、この問題にたずさわった友人たち、関わった私の知人たちを書き残したいと思った。虎ノ門時代に私と交流のあった上司、先輩たちはすでに鬼籍に入られ、同年代の友達、部下や後輩もかなりの人々が亡くなったり、退職して全国各地に散ったりしている。これらの人たちとの交友、交流を書けば、自然にこれらの人たちの紹介にもなるし、私自身の本質も表に現れるだろう。
(「はじめに」より)

◆著者紹介
昭和14年生まれ。
昭和23年都立上野高等学校入学、昭和26年東京大学法学部第一類(私法コース)入学、昭和30年文部省入省。官房人事課、大学局庶務課を経て、宮城県へ出向(教育庁行政課長就任)。帰京して、大学局技術教育課、官房人事課、官房参事官、初等中等教育局職業教育課長、大学局教職員養成課長、大学局大学課長、大学局高等教育計画課長、大学局審議官、管理局長、教育助成局長、高等教育局長(旧、大学局長)、文部事務次官を務める。
以後、(特)放送大学学園理事長、東京国立博物館長、(学)東京家政学院理事長、(財)日本修学旅行協会会長、その他の役職を務め、平成15年には、勲二等旭日重光章を受章し、平成21年には、東京国立博物館名誉館長の称号を受けた。

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