高等教育政策と私学

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著者：瀧澤 博三
仕様：A5判並製176頁
ISBN：978-4-906873-64-7
発行日：2016/5/30
日本の高等教育はどこへ向かおうとしているのか？
これからの改革課題は何か？
わが国の高等教育は、学生数の上では全体の約半数を私学が占めている。それにもかかわらず、私学の高等教育政策についての目標や大綱が国民の前に明確に示されることは少ない。
一方で、高等教育のグローバル化、少子化などの時代の変化への対応の遅れや財政難などから、今後の見通しが厳しい大学は少なくない。
こうした現状の中で、日本の高等教育改革はどこに向おうとしているのかを吟味しつつ、今後の課題についても、新たな視点からの提言を試みる。

◆著者紹介
瀧澤博三（たきざわ・ひろみつ）
1932年、東京生まれ。1955年、東京大学法学部卒業。同年、文部省入省。文部省大学局大学課長、管理局審議官、国立教育政策研究所長等を歴任。元帝京科学大学学長、日本私立大学協会附置私学高等教育研究所主幹。