自立と連帯を求めて―ある経済学徒の歩み―

在庫状態 : 在庫有り

著者：山崎 広明
仕様：A5判並製128頁
ISBN：978-4-906873-55-5
発行日：2016/8/31
いささか異例な学徒の道
東大名誉教授が振り返る自身の歩み
49年間の大学教員生活と、大学院に至るまでの学生生活から成る29年を加えた、78年に及ぶ生涯をできるだけ正直に振り返った自分史。
一人の学徒の主観的回顧説でしかないともいえるが、著者の歩みには多くの経済学徒のそれとはいささか異なった特徴がある。学生運動、サラリーマン生活、国立大学から新設の地方小規模私立大学における教員生活、専門分野（担当科目）の変転……。やや異例の道を歩んできた研究者が、その時々に何を考え、どのように行動してきたかを記録しておくことに重きを置き、まとめあげた一冊である。

◆著者紹介
山崎広明（やまざき・ひろあき）
1934年1月福岡市に生まれる。1956年東京大学経済学部卒、農林中央金庫に勤務後、大学院に進学。1963年東京大学大学院社会科学研究科応用経済学専門課程単位取得退学。その後、神奈川大学、法政大学、東京大学社会科学研究所、埼玉大学、東海学園大学に勤務し、現在、東京大学・東海学園大学名誉教授。専門分野は日本産業史・経営史。